自作パソコンへの挑戦
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4.実使用
RAIDの回復手順が確立できた後、必要アプリをインストールしたり、データの取り込みをおこなった。パソコンが速くなったことと、データのバックアップのタイミングなど全く意識しなくてよいことがとても嬉しい。CPUの温度、ファンの回転数、各種電源電圧(例えばCPU)の監視がアプリでできるためか、CPUの温度上昇が気になる。通常の使用で62℃程度まで上がり、来年の夏へ向けてCPU温度を下げる対策が必要である。
また、マザーボードはメモリーのデュアルチャネル対応ができるにもかかわらず、DDR2メモリーがまだ高価(約2倍)なこともありシングルチャネルで使用している。デュアルにすることで、メモリーのアクセスタイムが20%前後早くなると聞いおり、近い内にデュアルにしてみたい。(CPUチップセット間のデータ転送速度は6.4GB/秒に対し、1枚のRAMのデータ転送能力が4.3GB/秒しかないのため)
(17インチ LCDディスペレー、キーボード、マウス) (CPU温度、ファン回転数、電圧などの表示)
CPU温度
CPU温度に関しては、水冷式ユニットを購入するもCPUへ取り付けできないことが分かり返却した。代わりに、熱伝導が非常に良い銀粉入りグリスを購入し、再度マザーボードを取り外しCPUにグリスを塗ったのはよいが、なぜか組み立て後パソコン全く動かず。(マザーボードを壊してしまった。) マザーボードを新しくしたら、なぜか下記の通りCPU温度が下がった。(グリスが効いた?)
OS起動直後 | 15分後アイドル | CPU50%負荷 | 60分後アイドル | |
室温 | 27℃ | 27℃ | 27℃ | 27℃ |
システム温度 | 32℃ | 35℃ | 35℃ | 36℃ |
CPU温度 | 51℃ | 50℃ | 61℃ | 51℃ |
備考: CPU50%負荷はπ104万桁の計算をさせた(約45秒間)、画像処理の100%負荷では65℃まで上昇した。
パフォーマンス比較
下記は、「HDBENCH」ソフトによるパフォーマンス測定であり、いずれも1秒間あたりの処理回数を示している。
CPU(整数計算) | メモリ(R/W) | 表示(テキスト) | HDD(コピー) | |
NEC Lavie | 20、295 | 14、539 | 11、580 | 1、142 |
自作パソコン | 155、325 | 163、315 | 17、805 | 22、689 |
備考: NEC Lavieは「P3 450Mhz」のCPUを搭載したノートパソコン(メモリ256MB)