CANON製ワイドコンバージョンレンズの特性  [戻る]
2014年09月21日更新

1.撮影条件など

前回購入のワイドコンバージョンレンズは実用性がなかったためCANON製のワイドコンバージョンレンズを購入し、画質がどう違うか確認した。


2.使用した機器

a) カメラ: SONY ILCE-6000、一部 NEX-5N使用
b) レンズ: 35mm単焦点レンズなど
c) CANON製ワイドコンバージョンレンズ WC-DC52: 0.7倍




3.撮影結果

結論)
a) 35mm単焦点レンズに装着すると色収差は全くない。周辺の歪も少ないものの周辺ボケは結構ある。前回評価した無名のワイドコンバージョンレンズより少しボケが少ない(F8で比較)。但し、無名のものはF2でも周辺ボケはあるもののそれなりに表示するのに対し、本CANON製は中心部付近までボケがある(F4でも中心部以外はボケが大きい)。撮影時F11にするとボケは更に減少する。F6.3以上で周辺が少しボケてもよいような場合は実用に耐えられそう(F13、F18の場合はほぼボケがなくなる)。

b) 19mm単焦点レンズに付けると四隅が黒くなり使用できない(無名テレコンより四隅の黒は少し大きい)。但し、フィルターを外すと四隅の黒は減少し、全く使えないとも言えない。
c) 50mm単焦点レンズに付けると画面が曇った感じになりオートフォーカスが効かない。
d) 16-50mm標準ズームレンズ(広角側)に装着すると穴から覗く感じになり、少なくとも25mm位置でないと使えないので結局意味がない。
e) 18-55mm標準ズームレンズ(広角側)に装着すると18mm位置では穴から覗く感じになり少なくとも40mm位置でないと使えないので結局意味がない。
f) 55-210mmズームレンズ(広角側)に装着すると穴から覗く感じになる。
参考:  フィルター有り無しは画質に影響なかった。

コンバージョンレンズまとめ
無印ワイド
(0.75倍)
キャノンワイコン
(0.7倍)
オリンパステレコン
(1.5倍)
ニコンワイコン
(0.75)
19mm F2.8単焦点 AF5 / AF7.1 △ (*2) AF4 / NoFilt X (*1)
24mm F1.8単焦点 ◎ f1.8でも実用可
35m mF1.8単焦点 ◎ f1.8全体ボケ少々
50mm F1.8単焦点 △ (*5) MF5 X (*3) AF5
16-50mmズーム 16mm: X (*1) 16mm: X (*1) 50mm: ◎ 全域: ◎: (*6)
18-55mmズーム 18mm: X (*1) 18mm: X (*1) 55mm: ◎ 全域: ○ (*7)
55-210mmズーム 55mm: △ 55mm: X (*1) 210mm: X (*4) 55mm: ◎ (*8)

◎:効果的に使用可能、 ○:周辺ボケ、四隅のケラレなどあるも実用に耐えられそう △:周辺ボケ、歪、四隅のケラレなどで実用的でない X:全く使えない
*1:穴から覗く感じ、 *2:四隅が暗くなる、 *3:画面曇りAF効かない、 *4:全体のボケ、 *5:AF効かない
*6:フィルター使うと四隅が暗くなる *7:18mm四隅暗くなるも使えそう、22mmでは四隅まったく暗くならない(実質16.5mm) *8:100mm以上は全体的に薄いボケが発生し、200mmではオートフーカスしない


3.1 35mm単焦点レンズにワイドコンバージョンを付け撮影
1)全体画像 (F8) オリジナル画像を横幅2000pixに圧縮し、横幅860pixで表示
a)ワイドコンバージョンレンズなし (iso100 f8 1/250s)


b)ワイドコンバージョンレンズあり (iso100 f8 1/250s)


詳細表示


3)35mm単焦点レンズにCANON製ワイドコンバージョンレンズを付け撮影
撮影サンプル (14枚) No.7からの5枚は無名ワイドコンバージョン(比較用)




4)19mm単焦点レンズにCANON製ワイドコンバージョンレンズを付け撮影
撮影サンプル (15枚) 一部比較のためワイドコンバージョンなしあり






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