自作パソコンへの挑戦 

 |部品の購入| |PCの組み立て| |動作テスト| |実使用| |RAIDに再挑戦| |LINUXへ挑戦

                                            2004年9月30日  大原 英男 作成
1. 部品の購入

 パソコンを購入するにあたり、どのようなハード構成にするかは大いに迷った。正直言って、パソコンの使用目的がはっきりしていなかったためである。(家には既に2台のパソコンが活躍しており、家庭内無線LANで接続されている。一台はWEB・FTP・メールサーバーとして24時間稼動させている。) 但し、手持ちのパソコンは一昔前のPentium3 450MHzのため、もっと反応の早い、そして、ハードディスクのミラー化は必須と考えていた。パソコンを購入するに先立ち、雑誌数冊を購入し、何が最新なのかなど確認し、大まかな仕様イメージを価格を考慮し固めていった。

 京都寺町には4件ほどパソコ専門のンショップ、或いはフロアーがある。あるパソコン専門ショップで自分の欲しいイメージに近い組み立て品が展示されていた。店員にインテルのMatrix Strage Technologyを利用したRAIDができるかと質問すると、できると言われ、話を更に進めると、無理と分かった。その代わりでしょうか、店員はマザーボード、CPUなどの部品を組み合わせれば、ほぼ同等な値段でできるとも言い、必要な部品を仕様と値段を私に確認しながら見積もってくれた。但し、マザーボードが本当に、私の思っているRAIDを実現できるかどうかの判断がつかず、その場での購入はあきらめた。私も十分勉強していなかったことに加え、店員もあまりよく知らなかったためでもあろう。このRAIDは、インテルの最新のチップセット(915+ICH6R)により実現できる。なんと2台のハードディスクでRAID0とRAID1を同時に実現すると言うものである。例えば、OS、アプリをRAID0に入れることでパソコンの反応が更に早くなり、データをRAID1に入れておけばデータのバックアップを考える必要がない。

 もらった見積もりの部品リストを見ながらインターネットで詳細仕様を調べたり、通販の値段をしらべたりした。翌日、自分なりに部品リストを作成し、パソコンショップへ再度足を運んだ。2、3店訪問し、最後の店の店員が非常にパソコンに詳し、親切であったため、部品レベルで購入し、自分で組み立てることを決心した。とりあえず、気持ちが変わらない内にPCケースのみ購入し、持ち帰った。ケースは通常電源付きで売っているが、店員の薦めでケースのみ購入し、電源は購入するCPUなどの消費電流に合わせて購入することにした。


  
   (ケース Hec製 6A19N21V、電源なし)          (マザーボード、CPU、CPUクーラー、DVDドライブ)


その後、購入した部品の概要は下記の通りである。
 ・マザーボード: MSI 915G NEO2−PLATINUM
 ・CPU: インテル P4 3GHz (LGA775 530)
 ・HDD: シーゲート シリアルI/F 160GB 3台
 ・LCD: Hyundai 17インチ LCD
 ・電源: 400W
 ・メモリー: DDR2 PC4300 256MB x2 (当面シングルチャネルで使用)
 ・その他: CD+DVDドライブ、FDD、キーボード、マウス、CPUクーラー、ファン、TVチューナなど

購入は、基本的に1店舗で購入した。通販の方が値段は少し安いし、寺町のなかでも多少の値段差はあるが、やはりパソコンを部品レベルで購入し、自分で組み立てるとなると、サポートの良い店で買うことが重要と考えた。



戻る  続き