OLYMPUS製テレコンバージョンレンズの特性  [戻る]
2014年09月21日更新

1.撮影条件など

前回購入のテレ(望遠)コンバージョンレンズは実用性がなかったためオリンパス製のテレコンバージョンレンズを購入し、画質がどう違うか確認した。


2.使用した機器

a) カメラ: SONY ILCE-6000、一部 NEX-5N使用
b) レンズ: 55-210mmズームレンズ、35mm単焦点レンズ、16-50mm標準ズームレンズなど
c) コンバージョンレンズ: OLYMPUS製テレコンバージョンレンズ A-200 (1.5倍)




3.撮影結果

結論)
a) 色収差もなく周辺でのボケもなく前回評価した無名のものとは比較にならないほど性能がよい。55-210mmズームレンズ(望遠側)にテレコンバージョンを付けて撮影すると圧縮画像では両者の違いが分かりにくいものの、等倍でみるとやはり画像が僅かにボケている。テレコンバージョンレンズを使わず画像をトリミングした方が、僅かに画像が綺麗である。フォーカス・コントラストが僅かに甘くなるようで、マニュアルフォーカスでピンとを合わすと若干改善されるときがある。

b) 19mm単焦点レンズに装着すると穴から覗くような画像になる。
c) 35mm単焦点レンズ、16-50mm/18-55mm標準ズームレンズ(望遠側)にテレコンバージョンを付けて撮影するとトリミングによる拡大より画質が良いようである。(16-50mmズームの広角側では大きな穴から覗くような画像になる)

d) 50mm単焦点レンズに装着すると35mm単焦点レンズと同様に画質は良いようである。
従って、このテレコンバージョンレンズは中望遠程度の範囲では有効と考える。


3.1 55-210mmズームレンズ(望遠側)にテレコンバージョンレンズを付け撮影
1)全体画像 オリジナル画像を横幅2000pixに圧縮し、横幅860pixで表示
a)テレコンバージョンレンズなし (iso1600 f11 1/400s)


b)テレコンバージョンレンズあり (iso1600 f11 1/400s)


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