冷房除湿戻り対策


 アイリスオーヤマの8畳用エアコンをマンション寝室7畳で使用していますが、除湿戻りが激しくて困っています。私は、就寝中は室温27度〜28度が最適と考えていますが、例えばエアコンの温度設定を28度にしても、室温が26度代まで下がるときもあれば、28度を少し超えるときもありす。また、室温が上昇する時には湿度も50%代前半より70%代後半まで上昇し、とても不快で睡眠品質が低下します。何とか室温、湿度を一定に保ちたいと考え、いろいろな対策に挑戦しましたのでお知らせします。

1.扇風機でエアコンからの空気(風)を室内に循環させましたが、目立った効果はありませんでした。

2.就寝中に湿度が高くなると特に不快に感じるためシャープ製除湿器を併用してみました。結果は、就寝中の設定温度28度のとき、平均室温26.9度、平均湿度56%をキープしますが就寝中に3回ほど(2~3時間ごと)、期間にして約15分、ピーク室温が28.2度、ピーク湿度が65.3%になりました。室温変動幅は2度(26.3~28.2)ありました。寝心地は少し改善するも、加湿器の運転音の大きさと、電気代が気になるところです。



3.室温が一定しないのはエアコンの温度検出に問題があるのではとの思いから、サーキュレータの風を対角線上、高さ1mより室内機にぶつけるようにしました。結果は全く効果がありませんでした。設定温度28度、平均室温27.3度、平均湿度61.2%、最高室温28.4度、最高湿度75.6%、室温変動幅は2度以上(26.0~28.4度)ありました。就寝中3回ほど気温、湿度の上昇する山ができたましたが、山が緩やかで不快な時間が長くなりました。



4.最後に、設定温度27度でエアコンを除湿運転(弱冷房)し、部屋のドワーを30cm開けてみました。これは、除湿戻りをなくすためにはエアコンの運転が止まらないようにすれば、との思いで行いました。結果は室温27.0〜27.1度の範囲でほぼ一定し、2回、一時的に26.7度まで下がりました。これを含めても変動範囲は0.4度、湿度も61.9〜67.7の範囲に収まりました。湿度がもう少し下がれば最高ですが、十分満足できるものと考えます。(下記のグラフ22時〜7時の間、温度湿度とも他と比べ安定していることが分かると思います)



結局、上記4がベストと考え、この方法にて、この熱い夏を乗り切ることにします。(2023/08/09)

追記)
翌日も測定しました。7時間で温度変動範囲は0.6度、その後ドアー閉めたら2時間で温度変動は1.3度、湿度も67.8から78.7%まで上昇しました。ドアーを少し開けることで室温、湿度とも安定することが確認できました。但し、正確な理由がよくわかりません。



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